土地家屋調査士法人ASUKA アスカ
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所長の部屋(ブログ)

投稿日:2016.09.03 土曜日

仕事の喜びと息抜き

私がやってきたこと(測量三原則=誠実、確実、迅速)は、ありがたいことに私と私の時代にしか通用しないことかもしれませんが、測量に従事してお客様に喜んでもらう方法は、これ以外にありません。これだけの資産の事務所を、もう一度作れと云って簡単に出来るものではありません。

先人の苦労の上に今日があり、今日の皆の仕事の実績が将来の信用になり、更に、測量機器の発達、高速道路の整備、現場の近傍化、得意先の口コミによるお客様の拡大等と年を経るごとに環境も良いほう、良いほうに整って来ています。

何事をするにも、いつでも初心と基本が出来ての臨機応変です。これからもみんなの知恵を出し合って、仕事も出来るし、息抜きもする。世代をこえて喜びを分かち集える会社(チーム)に仕上げて行きましょう。今だけ、金だけ、自分だけ。の風潮が蔓延する時勢にあって、自分が嫌と思うことを他人にはさせない思い遣りの会社(チーム)を育てて欲しいものです。

測量という技術を通して自らを励まし成長し、家庭を築き、社会に貢献し自らの使命を全うする。私たちは、誇りを持ってこの道を共に精進しましょう。

経営の目標

私の会社経営の方針は、各人の自立を目指しながら、公平・平等の原則に沿った家族主義(日本型)経営です。人の能力には個性と個人差があるのを基本として、また、よく知られる人の根源的な5大欲求

  1. 認められたい
  2. 褒められたい
  3. お役に立ちたい
  4. 愛されたい
  5. 自由になりたい
を踏まえて、能力に応じた仕事の分担と、責任の軽重・貢献により、応分の分配をし、仕事から得られるやりがいと問題解決力を身につけて欲しいと思っています。

また、この会社の強みは、自立した一人ひとりが仕事を完結できる精鋭になり、常にお客様と向き合って自己と会社のイメージを日々高めていることです。この家族経営的な会社を引き継ぎ発展させるのは、次代を託されたみんなの双肩にかかっているのです。

経営の方針(理念)

常日ごろ言っている通り、多くの力に支えられて(約20数年)これまでになった事務所は、既に社会の公器であると共に社員一人ひとりの生活の拠点であり、それぞれの夢実現の場所です。その意味からもチーフの責任と指導性は重大です。これまで、仕事に追われて特に会議という形で打ち合わせしていませんが、社員も増え仕事の分業化もすすみ、景気の後退がささやかれる昨今、今一度初心に帰って仕事に専心したいと思っています。

私の考えは、仕事の出来る人にしてもらう。地位が人を作る。仕事が人を鍛える。・・・・・・ということです。

一生懸命これまで仕事を積み重ね、ひとりで出来ない分を助けてもらって職場を創出し、その地位についてもらう。任される人は、仕事に管理に営業に大変だと思いますが、それこそが仕事の醍醐味です。
自分が見込まれ、鍛えられているのだという強い自覚を持って励んでください。

ちょっと良い話(南極での話)

南極の昭和基地時代のことです。
氷の大地で気象観測をするために長い冬を男達だけの合宿生活。楽しみは、食事と家族からの便りだけ。でも昔のことですから携帯もメールもなく、あるのは電報だけ。そんなある日、新婚さんの隊員に奥さんから電報が入りました。なんと書いていたと思いますか。さぞ長文の愛情あふれた内容だと思いますよね!でも、そこにはたった三文字。
『あなた』でした。

人とつながっている。愛する人がいる。愛される自分がいる。みなさんはどうですか。自分が生きた証はなんですか。

この話は、矢沢永吉もライブで紹介しておりました。